前回まで、帳簿について調べてきました。
今回からは決算書に関する帳簿について調べていきたと思います。
そもそも決算書とは、企業のある一定の期間の経営成績を表現していて、経営者の成績表と言っても過言ではないものですが、正確には「財務諸表」の事を指します。
今回は財務諸表の中でも何種類かあるので、まずは「損益計算書」「貸借対照表」「キャッシュフロー計算書」の財務三表と呼ばれるものについて調べる事にしました。
◆貸借対照表
貸借対照表とは、バランスシートとも呼ばれる財務諸表の1つ。
企業の一定時期の資産、負債、純資産の状態を表すために複式簿記によって、損益計算書と
同時に作成され、その企業の株主や債権者やそのほかの関係者に経営状態に関する情報を
提供する。
また、株式会社では官報、新聞、インターネットでの決算公告が義務付けられており、損益計
算書とともに公告される。
一般的に、開業時、決算時などに作成され、ほかには月次で作成されることもある。
決算前に中間貸借対照表を作成する場合もある。
借方には「資産の部」があり、資産の額が表示され、貸方は「負債の部」と「純資産の部」に分
かれていて、それぞれ企業のある時点での負債の額と純資産の額とが記入される。
純資産の部は、最初に投入した資本金や資本剰余金と、企業活動によって集まった利益の蓄
積額から配当などで社外に流出した金額を差し引いた利益の剰余金などが記入されている。
借方金額と貸方金額の総計とは等しいので、借方から貸方を見れば、総資産の資金源泉が負
債なのか純資産なのかが分かるようになっている。
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前回に引き続き、帳簿の中でも主要簿について調べています。
今回は『総勘定元帳』についてです。
◆総勘定元帳
総勘定元帳とは、勘定科目別に全ての取引を記入する勘定口座を集めた帳簿のことであり、
単に元帳とも呼ぶ。
仕訳帳とともに主要簿を構成され、総勘定元帳には仕訳帳からすべて転記され、期末や決算
の時期には、総勘定元帳から、貸借対照表、損益計算書の2種類が作成される。
総勘定元帳の勘定科目は次のいずれかの区分に分類される。
1.資産 2.資本 3.収益 4.利益 5.費用 6.負債 7.損失
帳簿の中でも主要簿というものについて詳しく説明したいと思います。
今回は『仕訳帳』についてです。
この仕訳帳の記述内容や、他の帳簿との関係などを見てみたいと思います。
◆仕訳帳
仕訳帳とは、日付の順に全ての取引を記入した帳簿のことであり、総勘定元帳とともに主要簿を
構成するために使用されるものである。
取引が発生した場合、仕訳帳での仕訳が行なわれた後に、総勘定元帳に転記される仕組みに
なっている。
仕訳帳を使わずに、入金、出金、振替などの仕訳を行い、伝票から総勘定元帳に転記する、
伝票会計を活用することもある。
一般的な仕訳帳としては、日付、摘要、元丁、借方金額、貸方金額の各欄からなる。
◆摘要欄 - 勘定科目を記入。借方勘定科目は左寄せ、貸方勘定科目は右寄せで記
入する。
借方や貸方の科目が2つ以上に分かれるときは、勘定科目の上に「諸口」
と記入する。
◆元丁欄 - 仕訳帳から総勘定元帳の勘定口座に転記する際は、転記が完了した事を示すた
めに、元帳の勘定科目のページ数か勘定口座の口座番号を記入する。
前回に帳簿とは何かを説明しました。そのときに会計帳簿と出てきたので、会計帳簿について説明します。
また、帳簿にはどんな種類があるのかまとめてみました。
◆会計帳簿
会計帳簿とは、大まかに分けると主要簿と補助簿に分類される。
主要簿というのは企業の取引を統括する帳簿のことをいう。
補助簿は補助的な役割の帳簿のことで、補助記入帳と補助元帳に分けられる。
◆帳簿の種類
総勘定元帳 主要簿 仕訳帳
補助簿 補助記入帳 現金出納帳 小口現金出納帳 当座預金出納帳 受取手形記入帳
売上帳 売掛金元帳 支払手形記入帳 仕入帳 補助元帳
買掛金元帳 商品有高帳