22nd

前回は取引資料せんの作成目的と税務調査の関係について調べましたが、今回も取引資料せんについて調べたいと思います。
今回は『集め方』です。
資料せんは簿記で記帳することはないと思いますが、もし記帳することがあるのであれば記帳の仕方についても調べたいと思っています。
◆取引資料せんの集め方
 反面資料はこうして集める資料せんの他に反面資料としては、以下のようなものが考えられ
 る。
 ①200万円を超える外国送金をすると、銀行から税務署へ「国外送金等調書」という形で、送
  金者の情報
 ②不動産の売買や贈与などがあって、不動産の登記を変更した場合
 ③ゴルフ会員権の名義変更

税務調査で反面資料を収集する外国為替証拠金取引での利益を申告していないで、多額の納税を税務署から求められているケースががあると新聞で報道されていますが、税務署に報告義務のない業者を通して取引をすれば、確かに税務署に取引状況を当初は知られることはありません。
しかし、その業者に税務調査が入れば一網打尽で、顧客勘定元帳のデータでも押さえられてしまえば、すべての取引が記録されていますので、無申告の投資家はすべて分かってしまいます。
税務調査では、調査対象会社の申告の正確性の検証の他に、その会社の取引先の反面資料の収集も行われるのですから、「分かりっこない」なんて考えていると痛い目を見ることになります。

今回は取引資料せんについて調べてみる事にしました。
突然、税務署から「売上、仕入、費用及びリベート等に関する資料の提出方の依頼について」といった資料が送られてくることがあります。
依頼ということだけであって、これを何に使うのかという使用目的の記載は特にありません。今回は、この取引資料せんと、それに関連する税務資料について説明します。

取引資料せんの作成目的
 取引資料せんは、一定期間における10万円以上の売上高、30万円以上の仕入高、10万円
 以上の外注費、仲介手数料、広告宣伝費、5万円以上の接待交際費といったように作成範囲
 が定められており、個別の用紙に取引先の住所、氏名、取引年月日、取引金額、支払先の銀
 行口座、取引内容などを記入して税務署に郵送します。これらの資料は、すべて国税局のコン
 ピュータに入力されてデータベース化され、各税務署で利用可能な状態になっていると思わ
 れ、各税務署で資料せんで報告された取引先の情報が、その取引先が申告した内容とまず
 チェックされ、取引先の申告内容の正確性が検証されます。このように、取引先の申告内容を
 間接的に検証するための資料を反面資料といいます。

◆税務調査と反面資料の関係
 税務調査においても、調査官はこの反面資料を必ず持ってきます。調査に立ち会っている税
 理士や納税者の目に触れないように、反面資料を隠しながら納税者の資料とチェックしてい
 きます。反面資料を隠しながらチェックするのは、資料の提供者が納税者に分からないよう
 にするためだといえるでしょう。

30th

帳簿<余談>

Posted by Tyobo, in 帳簿とは

今まで、帳簿について調べてきましたが、簿記の勘定科目や記帳の仕方や決算書と財務帳表の(貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書)関係など理解できたでしょうか?
あまり詳しい説明ができていないかもしれませんが・・・。
次回からは、決算書の見方や税務署と帳簿の関係、その他必要書類など帳簿と他との関わりを調べて行きたいと思います。
まずは、『取引資料せん』から調べてみたいと思います。
これは、税務署と帳簿に関係するものなので、取引資料せんとはどんなものなのか?はたまた帳簿なのか調べて行きます。

決算書に関する帳簿について調べています。
決算書に欠かせない財務諸表。その中でも何種類かあるので、まずは「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」の財務三表と呼ばれるものについて調べる事にしました。
◆キャッシュフロー計算書
 キャッシュフロー計算書は一定の期間の資金の流入及び流出を「営業活動によるキャッシュフ
 ロー」「投資活動によるキャッシュフロー」「財務活動によるキャッシュフロー」の三つに区分して
 表示し、キャッシュフロー計算書を見ることでキャッシュの発生源泉が分かり、企業の価値が判
 断できます。「営業活動によるキャッシュフロー」は営業活動で得たキャッシュを示し、「投資活
 動によるキャッシュフロー」は、定期預金の預入れや払戻し、有価証券の取得・売却、固定資
 産の取得・売却などによるキャッシュを示します。「財務活動によるキャッシュフロー」は、借入
 れによる収入や返済による支出などによるものです。

10th

損益計算書

Posted by Tyobo, in 帳簿:決算書

決算書に関する帳簿について調べています。
決算書に欠かせない財務諸表。その中でも何種類かあるので、まずは「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」の財務三表と呼ばれるものについて調べる事にしました。
◆損益計算書
 損益計算書とは、財務諸表の一つで企業のある一定期間における収益と費用の状態を表すた
 めに、複式簿記と呼ばれる手法により貸借対照表などと同時に作成され、その企業の株主や
 債権者などに経営状態に関する情報を提供する。
 損益計算書等は、下記に掲げる項目に区分して表示しなければならない。
 この場合において、各項目について細分することが適当な場合には、適当な項目に細分するこ
 とができる。
 1. 売上高 2. 売上原価 3. 販売費及び一般管理費 4. 営業外収益 5.営業外費用 
 6.特別利益 7.特別損失

特別利益に属する利益は、固定資産売却益、前期損益修正益その他の項目の区分に従い、細分しなければならない。
特別損失に属する損失は、固定資産売却損、減損損失、災害による損失、前期損益修正損その他の項目の区分に従い、細分しなければならない。
前二項の規定にかかわらず、前二項の各利益又は各損失のうち、その金額が重要でないものについては、当該利益又は損失を細分しないこととすることができる。

28th

貸借対照表

Posted by Tyobo, in 帳簿:決算書

前回まで、帳簿について調べてきました。
今回からは決算書に関する帳簿について調べていきたと思います。
そもそも決算書とは、企業の一定の期間の経営成績を表していて経営者の成績表とも言えるものですが、正確には「財務諸表」の事を指します。
今回は財務諸表の中でも何種類かあるので、まずは「損益計算書」「貸借対照表」「キャッシュフロー計算書」の財務三表と呼ばれるものについて調べる事にしました。

◆貸借対照表
 貸借対照表とは、財務諸表の一つでバランスシートとも呼ばれる。
 企業のある一定時点における資産、負債、純資産の状態を表すために複式簿記と呼ばれる手
 法により損益計算書などと同時に作成され、その企業の株主、債権者その他利害関係者に経
 営状態に関する情報を提供する。また、株式会社では官報、新聞、あるいはインターネット上で
 の決算公告が義務付けられ、損益計算書とともに公告される。一般的に、開業時、決算時、清
 算時に作成されるほか、月次で作成されることもあり、決算前に中間貸借対照表を作成する場
 合もある。
 借方には「資産の部」があり、企業のある時点における資産の額が表示され、貸方は「負債の
 部」と「純資産の部」に分かれている。
 それぞれ、企業のある時点での負債の額と純資産の額とが記載され、純資産の部は、株主が
 最初に投入した資本金及び資本剰余金と、企業活動によってもたらされた利益の蓄積額から
 配当などで社外に流出した金額を差し引いた利益剰余金などが記載されている。
 借方金額の総計と貸方金額の総計とは等しいので、借方から貸方を見れば、総資産の資金源
 泉が他人資本(負債)なのか自己資本(純資産)なのかがわかる。

22nd

総勘定元帳

Posted by Tyobo, in 帳簿:主要簿

前回に引き続き、帳簿の中でも主要簿について調べています。
今回は『総勘定元帳』についてです。
◆総勘定元帳
 総勘定元帳とは、勘定科目ごとに全ての取引を記載する勘定口座を集めた帳簿であり、単に
 元帳とも呼ぶ。
 仕訳帳とともに主要簿を構成し、総勘定元帳には仕訳帳からすべての取引が転記され、期末
 や決算時期には、総勘定元帳から、貸借対照表、損益計算書が作成される。
 総勘定元帳の勘定科目は次のいずれかの区分に分類される。
 1.資産 2.負債 3.資本 4.収益 5.費用 6.利益 7.損失

10th

仕訳帳

Posted by Tyobo, in 帳簿:主要簿

帳簿の中でも主要簿について詳しく説明したいと思います。
今回は『仕訳帳』についてです。この仕訳帳の記述内容や、他の帳簿との関係などを見てみたいと思います。

◆仕訳帳
 仕訳帳とは、日付順に全ての取引を記述した帳簿であり、総勘定元帳とともに主要簿を構成す
 るために使用される。
 取引が発生したら、まず仕訳帳で仕訳が行なわれた後に、総勘定元帳に転記される仕組みに
 なっている。
 仕訳帳を使わずに、伝票(入金伝票、出金伝票、振替伝票など)で仕訳を行い、伝票から総勘
 定元帳に転記する、伝票会計を採用することもある。
 一般的な仕訳帳としては、日付欄、摘要欄、元丁欄、借方金額欄、貸方金額欄の各欄からな
 る。
◆摘要欄 - 勘定科目を記入。借方勘定科目は左寄せで記入し、貸方勘定科目は右寄せで記
        入する。
        借方または貸方の勘定科目が2つ以上に分かれるときは、勘定科目の上に「諸口」
        と記入する。
◆元丁欄 - 仕訳帳から総勘定元帳の勘定口座に転記する際、転記が完了したことを示すため
        に、元帳の勘定科目のページ数または勘定口座の口座番号を記入する。

4th

帳簿の種類

Posted by Tyobo, in 帳簿とは

前回に帳簿とは何かを説明しました。そのときに会計帳簿と出てきたので、会計帳簿について説明します。
また、帳簿にはどんな種類があるのかまとめてみました。

◆会計帳簿
 会計帳簿は、大きく分けると主要簿と補助簿に分類される。
 主要簿は企業等の取引を体系的に統括する帳簿のこと。
 補助簿は補助的な役割をする帳簿のことで、さらに補助記入帳と補助元帳に分類される。

◆帳簿の種類
 主要簿 仕訳帳 総勘定元帳
 補助簿 補助記入帳 現金出納帳 当座預金出納帳 小口現金出納帳 受取手形記入帳
 支払手形記入帳 売上帳 仕入帳 補助元帳 売掛金元帳(得意先元帳)
 買掛金元帳(仕入先元帳) 商品有高帳

1st

帳簿とは

Posted by Tyobo, in 帳簿とは

帳簿について、いろいろな視点から調べてみることにしました!
まず初めは帳簿とはどんなものなのか調べてみました。

◆帳簿
 金銭・物品の出納など、事務上の必要事項を記入するための帳面のことで、 会計帳簿とは、
 企業等が取引上その他営業上の財産に影響を及ぼすべき事項を記載した帳簿であり、貸借
 対照表、損益計算書を作成する基礎となる帳面のことをいいます。